グフ（シールド・ヒートロッド装備）（森永ガンダムチョコスナックPART1）

このグフは本来、ヒートロッドが付属していたはずですが、写真のものは私が子供時代に交換して入手しました。

その時点でヒートロッドが無かったため、当時の私はリード線を使って自作しましたが、これはマンガ「プラモ狂四郎」での、糸ハンダをヒートロッドに用いたグフが、プラモシミュレーションで強力さを発揮したというエピソードに、触発されたものです。

・・・と言っても私が作ったのは、リード線の被覆に等間隔に切れ目を入れただけという、お手軽なものですが。（手には瞬間接着剤で取り付け）

正面から見た際には、肩から腕がちょっと堅苦しい印象でしたが、斜めから見ると、意外にそのような感じはありません。

また脚の付け根（腰の中に入っている部分）が、太腿部分の形状と異なり直方体型になっているのがチラッと見えますが、その点もさほど気にならない感じです。

頭がちょっと平たい気がしますが、チョコスナック最初期のおまけにも関わらず、全体的なフォルムなどは、かなり良いと思います。

ただ第6弾のカスタムグフのように、シールドの覗き穴が貫通していない点は、ちょっと残念です。

先述の通り左右の脚が一体パーツのため、脚を前後に動かすことはできません。

とはいえ、ヒートロッドやシールドがついているためか、意外にポーズの融通が利く感じです。

本品については、ヒートロッドを改造して、自由に形を変えられるようにしてあったのが、功を奏したかもしれません。（と自画自賛）

本ページのグフは、森永ガンダムチョコスナック第1弾の、シールドとヒートロッド装備バージョンです。

森永ガンダムチョコスナックのノーマルグフは、他にPART4のヒートサーベル装備のものがあり、また装飾以外はほぼ同じなPART6のカスタムグフも含めると、3種類のバージョンがあります。

当ページのグフはシリーズ最初期のためか、他の2種と違い、脚は単純な構造の左右一体型ですが、プロポーション的には決して劣っておらず、むしろ優れているようにも感じられるのは意外です。

2014年にある方から、チョコスナック初期のモデルを多数譲っていただく機会があり、その中にこのグフの完品もありました。（右写真の左側）

子供の当時、私はバンダイ製の1/144プラモデル（300円の製品）も所有していましたが、こうして完品を見ると、大きさが全く異なりながらも、その1/144プラモに雰囲気が非常に似ていることを強く感じるものです。

ただヒートロッドの短さには、おまけ版としての制約も伺えます。

譲っていただいた品には、成形色が濃い紺色？のものもありました。（右写真のいちばん右）