ズゴック（森永ガンダムチョコスナックPART1）

このズゴックは下半身の稼動箇所が全く有りませんが、そのぶん非常に安定して立つことができます。

ズゴックはそのフォルムや雰囲気から、個人的にかなり気に入っているモビルスーツの一つですが、それらの魅力はこの森永チョコスナック版でも、全く損なわれていないように感じられます。

360度ぐるっと見回してみても、良くできた造形だと思います。

いろいろ汚いのはご容赦ください。

このチョコスナック版ズゴックは脚が全く動かない代わりに、ウエスト部分で上半身と下半身を回転させることができる、珍しいタイプです。

本ページのものは、左腕の付け根が体幹部と接着され固定されています（多分昔に破損したためと思われる）が、それでもウエストの稼動により、意外にそれらしいポーズが取れます。

また小さいプラモデルながらも、背中の1対のブースター？がちゃんと別パーツになっており、フォルムがシャープです。

・・・しかし本ページの作成中に気づきましたが、このチョコスナック版は本来の設定と異なり、手のツメが何故か「4本」あります。

間違いなのか、金型やパーツ構成の都合かは不明ですが、いずれにせよ1980年代のキャラクター製品のおおらかさかもしれません。

水陸両用モビルスーツは関節の構造上、可動箇所がかなり制限されている場合が多いですが、この森永チョコスナック版ズゴックも例外ではなく、脚部の可動箇所は全く有りません。

ただしその分、プロポーションはかなりカッコ良くできていると思います。

私が子供の頃、バンダイ製の1/144シャア専用ズゴックのプラモ（300円の製品）を買ったことがありますが、全体的なプロポーションは、ちょうどそのプラモデルとかなり似ているように感じます。

また、本ページ掲載品の入手経路ですが、私が直接購入して手に入れたものではなく、子供のときに誰かと交換して入手したと記憶しています。

荒いヤスリの跡や、接着剤の大幅なはみ出しがあり、見苦しいですが、これが元々の持ち主がやったものなのか、それとも私がやったものなのか、今となっては記憶が定かではありません。