正面

100式_あおり正面

この200円ガチャガチャ版100式で、最も違和感を感じてしまうのが、顔の部分の造形です。

具体的には、横方向か縦方向かは良く判りませんが、若干間延びしている印象を受けます。

100式の顔は、意外とシンプルな線・面で構成されていると思いますが、そのぶん逆に、微妙なバランスがあるのかもしれません。


斜め前後

100式_あおり右前方から100式_あおり左後方から

200円ガチャガチャ版全体を通しての特徴ですが、現在のプラモデルや完成品と比べると、全体のバランスとしては頭が大きめです。

また、100式の脛の部分には細かい構造がありますが、このガチャガチャ版では流石に、省略された造形になっています。

そのため、脚周りに若干の物足りなさがありますが、他方で背中側のバックパック等は、良く造られていると感じます。

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8方向

100式_見下ろし正面から100式_見下ろし右前方から

100式_見下ろし右から100式_見下ろし右後方から

100式_見下ろし後ろから100式_見下ろし左後方から

100式_見下ろし左から100式_見下ろし左前方から

私はこのガチャガチャ版の入手時期と同じ頃に、バンダイの1/220プラモデルの百式も持っていましたが、それと比べると全体的に骨太です。

後頭部は穴が目立ちますが、これは前腕部もそうですが、肉抜き(プラスチックの節約?)のための穴かと思われます。

各種ポーズ

100式_歩き

可動箇所は、

  • 腕の前後スイングと、横方向への開き
  • 脚の前後スイングと、膝関節
  • 頭の左右スイング

と、200円ガチャガチャ版の基本的なものです。

ただ、同シリーズの主人公クラス機(ガンダムMkU、Zガンダム)と同じく、武器が付属していないのが非常に残念です。


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よもやま話

モビルスーツ名の表記は、漢数字の「百式」が正しいようですが、本品付属の説明書ではアラビア数字で記載されていたので、本ページのタイトルはそちらの表記に従っています。

このガチャガチャ版は1980年代の商品であり、最大のインパクトがあった金色の外装は、流石に再現されていません。

(※当時は2000年代以降のように、質の高い彩色済み製品が、量産品として手軽に購入できるようになるとは、夢にも思いませんでした)

しかし力強く骨太なフォルムに、小さいながらもメリハリの効いた造形といった、200円ガチャガチャ版の特徴は、この百式にもしっかり見ることができます。

特に本品の場合は、元々Zガンダムのような変形MSとして開発されていた名残という、可動部がついた大きなバックパックが、存在感を放っています。

子供時代の私にとっては、良く当たる商品の一つでしたが、今の私には貴重な一品です。


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