ザク強行偵察型（森永ガンダムチョコスナックPART5）

この機種はザクのバリエーション機であるものの、直線・平面部分が多く、角ばった印象を強く受けます。

チョコスナック版は、脚が前後パーツを貼り合わせるタイプですが、足裏が1枚の平面になっていないため、立たせた際の安定性が悪いです。

そのため本ページの写真では、踵に紙を挟めて安定させています。

両脚パーツの腰内部の部分（左右を結ぶ四角柱状）が、少し見えてしまっている点が、惜しい気がします。

ザク強行偵察型は、（通常のザクより）大型のモノアイが取り付けられているそうですが、この森永チョコスナック版でも、その点はちゃんと再現されています。

右腰後ろに付いている灰色っぽいものはプラパテですが、私が子供時代に他のプラモの改造をしていた際に、何故か関係ない本品に付いてしまったものと記憶しています。

先述の通り脚パーツが左右一体のため、可動部分が少なく、とれるポーズも限られます。

加えて本品では、背中のバックパックから頭部左右に伸びるパイプもあるので、頭部は実質ほとんど動かせません。

上方を銃で狙っているところ・・・のつもり。

両肩のカメラや、上下方向に追加されているモノアイレールが特徴的なMSですが、同じ偵察用機でも、頭部やバックパックがより大胆な形状のフリッパーがあるせいで、個人的には正直なところ、此方の偵察型ザクの印象は弱くなってしまっています。

しかしこのチョコスナック版は、ボリューム感とメリハリのあるしっかりした造形により、小さなMSVコレクションの一品として、確かな存在感を持っているとも考えます。

ちなみに掲載品の入手経路は、私が子供時代にチョコスナックで直接当てたものと記憶しています。