正面

ゲルググキャノン_あおり正面

チョコスナック版ゲルググキャノンは、腰から下は太くがっしりしている一方、体幹部の上半分は細く、また肩から腕が太くなっており、通常のゲルググとはかなり異なるフォルム、という印象です。

ただ、バンダイ製のプラモデル等の画像を見ると、このバランス自体は妥当であるようです。

また、この森永チョコスナック版は、腰から下が一体パーツ(前後パーツの貼り合わせ)になっており、脚は動きませんが、他方で腰部分での上体の左右旋回が可能になっています。(パート1のズゴックと同じ)

そのせいもあるのか、脚の付け根の位置が外側に寄り過ぎな気がしますが、これは下腿部のボリュームの大きさに辻褄を合わせるためかもしれません。


斜め前後

脚が稼動しない(前後パーツを貼り合わせる)タイプによく生じる難点ですが、足裏の接地面が平らになっておらず立たせにくいので、写真では踵に紙を挟ませることで、安定させています。

また、腕は一体成型になっていますが、肉抜きは内側(体幹部に向いた面)にされているので、目立ちません。

ゲルググキャノン_あおり右前方からゲルググキャノン_あおり左後方から

8方向

腕が大きめで上体が小さい割に、全体的なバランスは良い気がします。

ただ、頭と腰の可動部分のガタが大きいため、立ち姿が仰け反り気味になってしまいました。

ゲルググキャノン_見下ろし正面からゲルググキャノン_見下ろし右前方から

ゲルググキャノン_見下ろし右からゲルググキャノン_見下ろし右後方から

ゲルググキャノン_見下ろし後ろからゲルググキャノン_見下ろし左後方から

ゲルググキャノン_見下ろし左からゲルググキャノン_見下ろし左前方から

可動箇所

ゲルググキャノン_キャノン砲可動

小さいチョコスナック版ですが、キャノン部分がしっかり上下に可動します。

ただしキャノン本体・可動部分ともにかなり華奢なため、破損がちょっと怖いです。

ちなみに掲載品では、磨耗防止のために、可動部分(軸部分)に紙テープを巻いてあります。


ゲルググキャノン_上体ひねり1

腰の可動部分は、(先述の通り)上体を左右にひねることができます。


ゲルググキャノン_上体ひねり2

この腰の可動は、ガンダムチョコスナックの中でも珍しい方式なので、何故ゲルググキャノンにこの構造が採用されたのかは、気になるところです。

ゲルググキャノン_身体をひねって突き?

もっとも、この腰の可動部分のおかげで、他のモデルにはできないポーズを取ることもできます。


蛇足

掲載品は、管理人が子供時代に購入したチョコスナックで当てたものですが、全体的なフォルムとピンク色の成型色により、何となく女性的なイメージを持っていました。

そのため本ページの作成時に、バンダイ製プラモデルや完成品の画像を見て、かなりかっこいい造形だったのは意外でした。

またパーツ構成の面でも、チョコスナックの他のおまけプラモデルとは一線を画しており、印象深い一品になっています。


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