正面
本ページ掲載品の大きさは、高さ約56mm(足裏〜頭頂部まで)・肩幅約29mmというところです。
このエルガイムのシリーズは、原作のデザインを反映してか、ガンダムチョコスナックのおまけよりも総じて頭が小さめです 。
そのため、全体としてのバランスは良い一方で、顔のモールドは分かりづらくなっています。
ちなみに、掲載品の所々に黒く色がついているのは、私が子供のときに、黒マジックで中途半端に色を塗ったものです。(見苦しくて申し訳ありません・・・)
斜め前後
流石に飛行形態(プローラー)への変形はできず、また踵部分は(MkTと同じく)造形が簡略化されています。
しかし他方で、MkTには付いていなかったシールド、そしてアニメ放映当時にインパクトがあったバスターランチャーがちゃんと付属しているのは、とても嬉しいところです。
8方向
バスターランチャーの手持ち用の軸は、本来はもっと手の穴の奥まで差し込めます。
しかし掲載品では、軸の磨耗を防ぐためにテープを被せており(※子供時代の私の仕業)、軸が少し太くなっているため、これ以上奥まで差し込むことが出来ません。
関節の可動範囲など
可動部分は両脚付け根・・両腕付け根・頭と、昔のおまけプラモデルとしての基本的なものです。
ただしこのエルガイムMkUも(他のHMと同じく)足が前後に長いため、歩きポーズを上手く取らせるのは難しくなっています。
バスターランチャーを構えたつもり・・・ですが、普通の銃と同じような構えにしかなりませんでした。
腰を落とした、かっこいい構えができたら良かったですが、身長10cmにも満たない昔の食玩プラモデルにそれを望むのは、無茶というものかもしれません。
個人的な記憶
私は小学生の頃、原作アニメの雰囲気から、エルガイムのプラモデルには「高級品で高嶺の花」というイメージを持っていました。
特に二代目主人公機であるエルガイムMkUについては、変形機構やボリューム感から、漠然と「(バンダイ製プラモを)手に入れることは無理」と思い込んでいたので、本ページの掲載品は大幅にチープな食玩版とはいえ、格別に印象深いものがありました。
ただ、武器やシールド、背中のパーツを再現しているためか、プラモデルの身体じたいは細身で華奢なので、(我ながら)壊れずに良く残っていたものだと思います。