正面
斜めから
8方向
頭が薄い板状だったり、また横から見ると若干のけぞり気味な感じがする等、流石にプロポーションよりも変形ギミックを優先している印象です。
しかし個人的には、それらを考えても「良くできた食玩プラモデル」という印象は変わりません。
可動箇所
ロボット形態での可動箇所は、腕の前後方向のスイングのみ。
一応、膝も動くといえば動きます(※変形時と同じ動き)・・・が、歩きポーズをとらせるには無理があるように感じます。
とりあえず、腕立て伏せの体勢をとらせてみました。
図らずも、ピンと伸びた良い姿勢です。
ちなみに関係ないですが、ウィキペディアによると、このビーチコンバーは地質学者だそうです。
説明書

写真の説明書は、折り目に沿って自然に折り畳んだ状態ですが、ちょうどカバヤのガムのおまけ(ビックワン等)を思い出させる細長さです。
丸で囲まれた数字が並んでいるのも特徴的であり、これはプラモの種類の確認用として、箱の覗き穴から見えていたものと思われます。
またこの説明書には、「組み立てたプラスチックモデルはトランスフォームしますので楽しんでください。」との記載があり、親しみやすさを醸し出しています。

説明書の表(?)面。
パーツの最後の組立てと、ステッカーを貼る位置、また変形ギミックの解説が載っています。

説明書の裏(?)面。
パーツ図と、組立ての解説がされています。
少ないパーツと簡単な構造で、よく変形ギミックを再現しているな、と感心します。
蛇足
このプラモデルは小さいながらも、変形ギミックがしっかり再現されており、「さすがカバヤ」という印象です。
ロボット状態でのプロポーションや関節可動には、ちょっと物足りなさも感じますが、この手ごろさで、これだけの内容があることは、私としてはやっぱり驚きです。
しかし、販売価格が幾らだったのか、また何のお菓子が入っていたのか、残念なことに全く記憶にありません。