正面
掲載品の大きさは、全高約5cm・肩幅約2cm。
正面から見ると、脚パーツの平べったさがよく分かりますが、その他の部分も含めて、小さい食玩プラモデルにありがちな不自然なデフォルメが無いのは、地味に凄いと思います。
VF-1Jバトロイドバルキリーのほうが正直いまいちだったので、余計にこのグラージの良さが際立って感じられます。
斜め前後
私は小学生の頃に、「有井製作所」製のプラモデル(1/72スケール)を奇跡的に買ってもらったことがありますが、そちらと比較してもこの食玩版は、フォルム・造形に遜色が無い印象です。
蛇足ですがその有井製作所版プラモデルは、小学生の私には作るのが難しく、高価な品にも関わらず上手く完成させられなかったという、非常に残念な記憶があります。
8方向
(少なくとも私の目では)フォルムに不自然さを感じるところが全く無く、昔の食玩プラモデルの中でも出色の出来だと思います。
また有井製作所版のプラモデルでは、可動する関節の数がかなり多かったですが、そのぶん逆に直立させにくく、ポーズもとらせにくいという難点がありました。(プラモデル自体が大きく、構成パーツも重かったので尚更)
その点この食玩版は、可動箇所が少ないため、すんなり安定して立たせることができます。
またスマートな砲身も、眺めていて気持ち良さがあります。(手に取っていて何かの拍子で折ってしまわないかと、心配になるときもありますが・・・)